怒りをぶつけられたときどうする?

【アンガーマネジメントDE子育て】No.95

◎ 怒りをぶつけられたときどうする?

 

こんばんは!小渕あさこです。

 

このところ、12月にしては異様に暖かかったり、かと思うと寒くなったり、寒暖の差が激しすぎて身体がついていきません!風邪をひかないように気をつけたいです~

 

ちょうど1年前ぐらいに、「子どもがかんしゃくを起こした時どうする?」というメルマガを書きました。

 

かんたんにまとめますと、そういうときは、言葉で言い聞かせようとしても難しい。まず大人の側が落ち着いて穏やかになること。(まあ、これができれば、ほぼ解決と思ってもよいかも?)

怒りの裏にある一次感情をみてあげて、それを言葉にするか、または、心のなかで受けとめあげる。飲み物をあげる、背中をトントンする、ハグするなど、身体へのアプローチ、などと書きました。

(子どもによって、何が落ち着くか、異なると思いますので、これを参考に、それぞれのご家庭で考えてくださいね。)

 

今日は、子どもに限らず、怒りをぶつけられたとき、八つ当たりされた、クレームを言われた時、ネット上で批判された時などの対応についてです。

 

みなさんならどうしますか?

 

じつは、この6月にもメルマガで取り上げました。覚えていらっしゃいますか?^^

http://ameblo.jp/ambo-ambo/archive1-201506.html

 

怒りの感情は伝染するので、それに影響されないようにするのが大変なのですが、

◯自分もイライラしてきたら、6秒待って反射的な言動を避ける。

◯相手の一次感情(怒りの奥にある本当の気持ち)に思いをはせる。

◯相手の言い分(不満や批判)の「事実」と「思い込み」を分ける。

 

ということを書きました。

 

今日はそれに少しつけたしです。

 

怒りをぶつけられたときには、

丁重な態度、かつ、アサーティブな態度が必要だと思います。

 

アサーティブ、つまり、ワタシもOK、アナタもOKとする。

 

自分をむやみに下げない、そして、相手のことも認める。

 

むやみにあやまらなくてよいですし、相手を責める必要もないと思います。

 

むしろ、相手をほめて、「すばらしいですね、あなたのお考えをきかせてください」ぐらい言ってもよいかもしれません(これは心屋ぢんさんの受け売り^^

 

そして、そもそも、怒りを受けにくい人というのがあるように最近感じます。(これは仮説ですが)

 

 

クレームや批判、怒りを向けられにくい人は、肩の力が抜けていて、ゆるゆるで、柔らかい人。

 

「ヌカに釘」「のれんに腕押し」という言葉がありますが、「ヌカ」だったり「のれん」だったりする人です^^

 

実際に、身体にぶつかられたときや力をこめて押されたときに、こちらの身体に力を入れれば入れるほど、反発が強くなり、動けなくなるんですね。

 

逆に、こちらの身体に力が入っていなくて、ゆるい状態だと、押されたり、ぶつけられたりしても、相手の力をあまり感じないので、自由に動けるのです。

 

ワタシはこれを最近、体感しました。。。

(たぶん武道、武術ではそういうことがあるのでは、と思います)

 

とっても不思議な感覚でしたが、自分が力を抜くと、押してくる力に影響されずに動けることを体感したんです。

 

これは身体だけでなく、ココロも同じかもしれないと思いました。

 

身体やココロの緊張をできるだけほぐして(「べき」をゆるめる、少なくする、ことにもつながりますね)、人から当たられにくい、「ヌカ」や「のれん」になってみたいなとワタシは思います。

 

あ、でも、怒りや八つ当たりを受けるのがすべて自分のがわに原因があると言いたいわけではありません!

 

そういうことは誰にでもあると思いますから(^^)

 

(これはワタシの私見なので、あくまで参考に、ということでお願いしますね^^)

 

ではきょうはこの辺で!また来週☆

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